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case 95依頼当日に接見。迅速な弁護活動で勾留延長されることなく身柄が解放され,不起訴処分に

Aさんの解決事例(男性・20歳代)

主な罪名 窃盗未遂,建造物侵入罪
弁護活動の結果 不起訴

Aさんは,お店に侵入し金品を盗もうとしたことで逮捕され,その後,勾留されてしまいました。警察から連絡を受けたAさんのご両親は,大変心配になり,当事務所にご相談くださいました。

弁護士は相談を受けた当日にAさんに接見しました。詳しく話を伺うと,すでに国選弁護人がついていましたが,接見の内容や回数に不満を持っていらっしゃいました。そこで,当事務所ならば頻繁に接見することをご説明しました。また,犯行内容が悪質と判断され,起訴されて有罪になるおそれがあるため,示談交渉などの弁護活動を速やかに行っていく必要があるとお伝えしました。

その後,当事務所の弁護士は私選弁護人として依頼を受け,すぐに示談交渉を開始して被害者の方に懇切丁寧に謝罪の気持ちをお伝していきました。さらに,Aさんが勾留満期日の直前であったことから,勾留延長を阻止するため,被害者の方と示談交渉を行っており示談が成立する見込みがあること,Aさんが十分に反省していること,Aさんのご家族が今後監督していく環境が整っており再犯のおそれがないことを記載した意見書を早急に作成し,検察官に身柄を解放して不起訴処分とすることが妥当であると主張しました。その結果,不起訴処分が確定し,勾留が延長されることなく身柄は解放されました。後日,示談も成立し,Aさんは無事に再スタートを切ることができました。

今回のように,刑事事件では起訴される前に被害者の方と示談交渉を行うなど,一刻も早く弁護活動を行うことが重要になります。弁護士にご依頼いただければ,被害者の方と示談交渉を行うのはもちろんのこと,ただちに接見し,スピーディーな弁護活動で不起訴処分を目指し尽力します。大切な人が逮捕・勾留されてしまったら,すぐに当事務所までご相談ください。

※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。

弁護士  正木 裕美  [愛知県弁護士会]

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