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case 40迅速に弁護士が活動し,逮捕後3日で身柄解放に。職を失わず,早期の社会復帰へ

Yさんの解決事例(男性・50歳代)

主な罪名 暴行
弁護活動の結果 不起訴

Yさんは居酒屋で友人と酒を飲んだ後,帰宅途中の電車内で他の乗客に暴力を振るい,逮捕されてしまいました。この件について警察から連絡を受けたYさんの奥さんは,夫のことが心配となり,当事務所にご相談くださいました。

ご依頼を受けた当事務所は,直ちにYさんに接見し,状況を伺いました。Yさんの話によると,事件当日,酒に酔っていたため暴力を振るった記憶が曖昧でしたが,もし被害者の方に迷惑をかけていたのであれば,まずは謝罪したいとのことでした。そしてYさんは重要な立場で仕事をしていたため,身柄の拘束が長期化すると会社に大きな支障を与えかねないと早期の職場復帰を強く望んでいました。そこで弁護士は,1日でも早くYさんの身柄解放を目指し,迅速な弁護活動を行うことをお伝えいたしました。

逮捕後,検察官はYさんの勾留請求を行っていました。勾留請求が裁判官に認められれば,最大10日間は留置場に拘束されてしまいます。勾留決定を阻止するために当事務所の弁護士は,裁判官へYさんの謝罪の気持ちを記した意見書の提出など全力を尽くしました。その結果,勾留請求は却下となり,逮捕されてから3日でYさんの身柄は解放されました。その後すぐに職場へ復帰し,仕事に大きな影響を与えることはありませんでした。

その後,在宅事件となりましたが,弁護士が検察官へYさんの反省文を提出し,被害者の方に対して深く謝罪している旨をお伝えいたしました。その結果,Yさんは不起訴処分となりました。

今回のように,職を失わず,早期に社会復帰できた大きなポイントは,逮捕後すぐに弁護士に依頼したことにあります。逮捕直後にご依頼いただければ,弁護士は身柄解放のためにあらゆる準備と活動を行い,依頼者の方の社会的な地位や職を守るために最善を尽くします。1日でも早い職場復帰を実現されるためにも逮捕されてしまったら,すぐに当事務所までご相談ください。

※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。

弁護士  正木 裕美  [愛知県弁護士会]

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