case 227高圧的だった取調べが弁護士の同席により改善。検察官に働きかけを行って不起訴処分に
Sさんの解決事例(男性・30歳代)
主な罪名 | 銃砲刀剣類所持等取締法違反 |
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弁護活動の結果 | 不起訴 |
Sさんは,釣りの帰りに自転車のかごの中に釣り用カッターを入れたまま自転車に乗っていたところ,警察から職務質問を受け,銃砲刀剣類所持等取締法違反にあたるとして,取調べのために警察署へ連れて行かれてしまいました。すぐに釈放されて在宅事件になりましたが,今後も取調べを行うと言われて,どうすればいいのか不安になったSさんは,刑事事件の弁護に力を入れている当事務所にご相談くださいました。
弁護士は,Sさんから詳しくお話を伺うと,警察の取調べは,水を飲むことも認められず,非常に高圧的だったため,今後の取調べが不安であるとおっしゃっていました。ご依頼いただければ,取調べに弁護士が付き添うことで,警察の対応が改善される場合があり,的確なアドバイスやサポートを行うことをお伝えしたところ,正式にご依頼いただくことになりました。
ご依頼後,弁護士が付き添って取調べが行われましたが,警察の対応が改善されて高圧的な取調べではなくなり,水を飲むことや休憩もしっかり取れるようになりました。また,Sさんは,事前に弁護士から受け答えのアドバイスを受けていたため,きちんと受け答えをすることができました。その後,弁護士は「正式な裁判にする必要はない」と検察官に主張したところ,検察官から「今後,刑事手続が進むことはない」という旨の連絡があり,Sさんは不起訴処分を獲得することができました。ご相談いただいて,1ヵ月以内に事件を解決することができて,Sさんに安心していただけました。
今回のように,捜査機関からの取調べは多くの不安がよぎることと思います。うまく受け答えができなかったり,思わず事実と異なることを話してしまったりすると,重い処分が下されてしまうことや,捜査が長引いて日常生活に影響がおよぶ可能性があります。ご依頼いただければ,弁護士が取調べのアドバイスや付き添いをすることで,落ち着いて話すことができるようになります。また,今後の日常生活に影響のないように検察官へ働きかけるなどの弁護活動を迅速に行って,不起訴処分を目指します。刑事事件を起こしてしまったら,すぐに当事務所までご相談ください。
※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。