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case 22弁護士による被害者の方との丁寧な示談交渉により不起訴処分に

Aさんの解決事例(男性・30歳代)

主な罪名 公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例(迷惑防止条例)違反
弁護活動の結果 不起訴

Aさんはある朝,通勤電車内で痴漢行為を行い,警察に逮捕されました。前科などがなかったこともあり,取調べが終わった後,釈放されましたが,「これからどうしたらよいかわからない」とお悩みなり,当事務所にご相談くださいました。

ご相談くださる前に,Aさんは警察署で被害者の方と引き合わされていました。初めてのことで動揺しまったAさんは,何を言っていいのかわからず,被害者の方を余計に怒らせてしまっていました。そのこともあり,「示談をしてもらえないのではないか」という大きな不安を抱えていらっしゃいました。

ご依頼を受けた当事務所の弁護士は,速やかに被害者の方と連絡を取り,示談交渉に当たりました。被害者の方は当初,「許すことはできない」とかなりご立腹されており,なかなかこちらの話を聴いていただけない状況でした。それでも弁護士は,被害者の方からの質問を一つひとつ丁寧に答えるとともに,Aさんが警察署で取ってしまった行動に対して謝罪したい気持ちを持っていることや痴漢行為に対して深く反省していることをお伝えしました。

弁護士が何度も交渉を重ねた結果,示談を拒んでいらっしゃった被害者の方の態度も徐々に軟化していき,最終的には示談書に「(加害者を)許す」という文言も入れていただいて示談が成立しました。その後,検察官に示談の報告と不起訴が妥当であるという意見書の提出をし,無事にAさんは不起訴処分となりました。

刑事事件において,被害者の方のお怒りは簡単に収まるものではありません。弁護士が間に入り,被害者の方の心情を大切にしながら示談交渉を行うことで,早期解決へとつながります。おひとりで悩み,「もうダメだ」とあきらめてしまわず,まずは弁護士にご相談ください。

※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。

弁護士  正木 裕美  [愛知県弁護士会]

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