case 198突然の逮捕・勾留で不安。弁護士が依頼者の方・ご家族の不安解消と示談に尽力し不起訴処分に
Tさんの解決事例(男性・20歳代)
主な罪名 | 児童買春,児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律違反,青少年健全育成条例違反 |
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弁護活動の結果 | 不起訴 |
Tさんは,インターネットで知り合った女子高生と性的関係を持ち,画像や動画を撮影しました。しばらくたった頃,警察が突然自宅に来て,Tさんはその場で逮捕され,家宅捜索が行われてPCなどが押収されました。その後,Tさんがそのまま勾留されると聞いて驚いたご家族は,接見して事情を把握してほしいと思い,刑事事件の弁護に力を入れている当事務所にご相談くださいました。
ご依頼後,弁護士はすぐさま接見に向かいました。Tさんは,深く反省しており,精神的に追い詰められている様子でした。弁護士は,できる限り接見してサポートすることをお伝えし,被害者の方との示談交渉や捜査機関への主張などの弁護活動によって,寛大な処分となるよう弁護活動に尽力することをご説明しました。
弁護士は何度も接見に向かい,Tさんの不安の解消に努めました。それと同時に,捜査機関から被害者の方の連絡先を聴取し,示談交渉を開始しました。被害者の方のご両親は非常にお怒りで,代理人を通じて「示談はできない」とおっしゃっていました。しかし,当事務所の弁護士が,Tさんの心からの反省の気持ちをお伝えし,Tさんが事件の内容をきちんと認識したうえで更生することを確約した示談書を交わすことにより,示談を受け入れてくださいました。その後,Tさんが反省していること,示談が成立していること,家族の協力による監督体制が取られていることを記載した意見書およびご家族が書いた嘆願書を検察官に提出した結果,Tさんの不起訴処分が確定しました。
今回のように,未成年の方との示談交渉は難航することがあります。弁護士にご依頼いただければ,被害者の方の心情を考慮しながら,迅速かつ慎重に示談交渉を進めます。そして,不起訴処分の獲得を目指して全力で弁護活動を行います。大切なご家族が事件を起こして逮捕されてしまったら,すぐに当事務所へご相談ください。
※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。