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case 147些細なトラブルが刑事事件に発展して逮捕。弁護士の迅速な弁護活動で不起訴処分に

Mさんの解決事例(男性・30歳代)

主な罪名 暴行
弁護活動の結果 不起訴

Mさんは,見知らぬ人とのトラブルが起きた際,噛み付くなどをしてケガをさせてしまい,暴行罪で逮捕されて,その後,在宅事件となりました。Mさんは逮捕されたことが初めてだったため,どうしたらいいかわからず,刑事事件の弁護に力を入れている当事務所にご相談くださいました。

弁護士は,Mさんから詳しくお話を伺うと,事実はすべて認めて深く反省しており,被害者の方に謝罪したいと考えていました。しかし,被害者の方に連絡を取ることができずに困っていらっしゃいました。弁護士は,Mさんに代わって被害者の方に連絡を取って示談交渉を行い,検察官へ働きかけを行うなどの弁護活動に尽力することをご説明したところ,正式にご依頼いただくことになりました。

ご依頼後,弁護士はさっそく被害者の方との示談交渉を開始しました。検察官に被害者の方の連絡先を聞き,Mさんの謝罪と反省の気持ちをお伝えして,弁護士からも懇切丁寧に謝罪すると,示談に応じていただき,示談書には「今回に限り刑事処分を求めない」と記載することができました。さらに,検察から取調べを受けることになり,受け答えに不安を抱くMさんに対し,弁護士が事前にアドバイスを行ったことで,落ち着いて対応することができました。その後,被害者の方と示談が成立していることや,Mさんが十分反省しており,捜査にも協力的であること,再犯の可能性がないことから不起訴処分が妥当であると記載した意見書を検察官に提出しました。その結果,不起訴処分が確定し,Mさんに安心していただけました。

今回のように,被害者の方に謝罪したいと考えていても,ご本人が直接連絡を取って示談交渉を行うことは非常に困難です。弁護士にご依頼いただければ,依頼者の方に代わって示談交渉を行い,不起訴処分を目指して迅速な弁護活動を行います。トラブルの発端は些細なことでも,逮捕されて刑事事件に発展してしまうと,起訴されて有罪となる可能性もあります。事件の早期解決のためにも,逮捕されてしまったらすぐ当事務所へご相談ください。

※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。

弁護士  正木 裕美  [愛知県弁護士会]

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