case 142違法ダウンロードで遠方の警察から家宅捜索。全国展開の強みを活かした弁護活動で略式命令に
Fさんの解決事例(男性・50歳代)
主な罪名 | わいせつ電磁的記録記録媒体陳列 |
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弁護活動の結果 | 略式命令 |
Fさんは,ファイル共有ソフトを利用した動画の違法ダウンロードが警察に見つかって家宅捜索されてしまいました。Fさんは今後どのような対応をしていいのかわからず心配になり,刑事事件の弁護に力を入れている弁護士に話を聞きたいと考え,当事務所にご相談くださいました。
弁護士は,Fさんから詳しく話を伺うと,違法ダウンロード対策に力を入れている遠方の警察から家宅捜索をされており,取調べを受ける不安や,重い処分になるのではないかという心配を抱えていました。弁護士は,取調べの受け答えについてアドバイスするとともに,当事務所は全国に支店があるため,取調べが行われる地域の弁護士とチームを組んで適切な弁護活動ができること,検察官にも処分に関する働きかけを行うことをご説明したところ,正式にご依頼いただくことになりました。
ご依頼後,警察からの取調べが行われましたが,弁護士は事前に取調べについてのアドバイスを行ったことで,Fさんは落ち着いて受け答えすることができました。さらに,Fさんが再犯しないように奥さまや両親が監督していくなど,家族で環境整備を行い,Fさんとご家族に謝罪文を書いていただきました。そして,Fさんが深く反省しており,再犯の可能性がないことなどを記載した意見書を検察官に提出しました。その結果,最終的にFさんは略式命令で罰金刑となりました。
今回のように,お住まいの地域から遠い地域の警察から家宅捜索や取調べを受けることになった場合,警察や検察官とのやり取りが難しく,事件解決までに時間を要する可能性があります。全国に支店がある当事務所であれば,各支店の弁護士がチームを組んで対応し,迅速な弁護活動を行います。遠方の警察から家宅捜索や取調べを受けることになった場合は,すぐに全国に支店がある当事務所へご相談ください。
※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。