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case 129未成年の息子が逮捕され,複数の余罪が発覚。的確な弁護活動の結果,不処分となり再スタートへ

Tさんの解決事例(男性・10歳代)

主な罪名 窃盗
弁護活動の結果 不処分

Tさんは,財布を盗んだことが発覚して逮捕され,共犯者がいたことから勾留されてしまいました。Tさんは過去に補導歴がありましたが,身柄を拘束されたのは初めてだったので,ご両親は息子が今後どうなってしまうのか心配になり,刑事事件の弁護に力を入れている当事務所にご相談くださいました。

弁護士は,すぐさま面会に向かい,Tさんから詳しく話を伺うと,ほかにも複数の窃盗事件の余罪があったため,捜査機関からは「少年院送致になる可能性もある」と言われ,非常に動揺していました。弁護士は,被害者の方との示談交渉や,捜査機関への主張などの弁護活動によって不処分となるように尽力するとご説明したところ,正式にご依頼いただきました。

ご依頼後は,弁護士は何度も面会に向かいTさんの不安の解消に努めました。それと同時に,被害者の方に連絡を取り,示談交渉を開始しました。Tさんの反省の気持ちを伝え,弁護士からも謝罪し,複数の被害者の方との示談が成立し,被害届も取り下げていただくことができました。さらに,Tさんには反省の気持ちを書いた反省文を書いていただき,Tさんが反省していることや,将来の更生の見通しを意見書にまとめて,検察官に提出したところ,観護措置を取られることなく釈放されました。その後,弁護士はTさんに清掃作業のボランティアへの参加をすすめたほか,ご両親と今後どのように監督していくかを話し合い,更生する環境の調整に努めました。最終的に,家庭裁判所での審判で,Tさんが十分反省して釈放後は更生に努めていることから不処分が妥当であると裁判官に主張したところ,無事に不処分となり,少年院に送致されることなく再スタートすることができました。

今回のように,複数の余罪がある少年事件の場合,厳しい処分も覚悟しなければならない可能性もあります。弁護士にご依頼いただければ,何度も面会して本人の不安を解消し,被害者の方との示談交渉を行います。そのうえで,本人が深く反省していることや,ご両親による子どもの更生に向けた環境調整などに努めていることを弁護士が明確に裁判官に主張し,お子さまの将来のためにも不処分の獲得を目指します。まずは当事務所へご相談ください。

※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。

弁護士  正木 裕美  [愛知県弁護士会]

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