case 112余罪がある盗撮で逮捕され失職の不安。弁護士のスピーディーな弁護活動で不起訴に
Aさんの解決事例(男性・40歳代)
主な罪名 | 迷惑防止条例違反 |
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弁護活動の結果 | 不起訴 |
Aさんは,電車内で女性を盗撮していたところを見つかり,現行犯逮捕されてしまいました。その後,身柄を解放されて在宅事件となり,取調べを受けていましたが,このままでは起訴されてしまうのではないかと不安になり,刑事事件の弁護に力を入れている弁護士の話を聞きたいと思い,当事務所にご相談くださいました。
弁護士は,Aさんに詳しく話を伺うと,本件とは別に余罪として100件近くの盗撮画像が押収されていたことがわかりました。そのため,Aさんは現行犯逮捕された時の被害者の方と示談が成立しても,常習性が高いと判断され,起訴されてしまうのではないか,起訴されたら失職してしまうのではないかと不安を感じていらっしゃいました。弁護士は,被害者の方と連絡を取り示談交渉することと,余罪があったとしても示談が成立すれば不起訴処分となる可能性があり,検察官に全力を尽くして働きかけを行っていくことをご説明しました。
つぎに,弁護士はすぐさま被害者の方に連絡を取り,示談交渉を進めました。弁護士が心から反省したAさんの気持ちを丁寧に伝えると,被害者の方は謝罪を受け入れて示談に応じてくださり,刑事処罰を求めない旨のお言葉までいただくことができました。その後,Aさんが深く反省していることから再犯の可能性がないこと,今後はAさんの奥さまが管理,監督していくことなど記載した意見書を検察官に提出し,不起訴処分が妥当であると主張しました。その結果,ご依頼から約3週間でAさんの不起訴処分が確定し,Aさんは失職せずに元の生活に戻ることができました。
今回のように,盗撮の余罪など悪質ととられるような事情がある場合でも不起訴処分となる可能性はあります。そのためには、被害者の方との示談交渉,捜査機関への主張を的確に行うことが重要であり,弁護士に早期にご依頼いただき,適切な弁護活動を受けることで不起訴処分となる可能性は高まります。余罪がある場合でもあきらめず,すぐに当事務所までご相談ください。
※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。