case 110接見時のアドバイスや差し入れで勾留中の方の不安を解消。即決裁判で執行猶予付き判決に
Hさんの解決事例(男性・20歳代)
主な罪名 | 大麻取締法違反 |
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弁護活動の結果 | 執行猶予付き判決 |
Hさんは,外国人から大麻を入手し,自分で使用するために所持していました。しかしある日,大麻を所持していることを警察に発覚して逮捕され,その後,勾留されてしまいました。Hさんのことを心配した友人は,刑事事件に強い弁護士を調べ,当事務所にご相談くださいました。
連絡を受けた弁護士は,すぐHさんに接見しました。お話を伺うと,検察の取調べで正直に罪を認めており,ご自身の今後に不安を感じていらっしゃいました。弁護士は,起訴されて裁判になる可能性があるという今後の見通しをご説明したうえで,できるだけ影響の少ない処分となるように全力で弁護活動をさせていただくとお伝えしました。接見は一度だけでなく何度も行い,取調べの対処方法についてのアドバイスや,友人から預かった着替えの差し入れを行い,不安の解消に努めました。また,勤務先やご家族への対応については,Hさんのご要望を聞きながら対応していきました。
その後,Hさんは起訴されてしまいましたが,初犯で自白していたことから,即決裁判手続がとられることになりました。そこで弁護士は,ご家族と友人の嘆願書,Hさんの反省文,前科や前歴はなく,自ら出頭するなど大変反省していることなどを主張した弁論要旨を用意し,即決裁判に臨みました。その結果,執行猶予付き判決が確定し,早期に再スタートへの一歩を踏み出すことができました。
今回のように,逮捕され,身柄を拘束されてしまった方は,多くの不安を抱いていらっしゃいます。弁護士にご依頼いただければ,何度も接見を行い,アドバイスや差し入れで不安な思いでいる大切な方を支え続けます。そして,できるだけ影響が少ない処分となるように全力で弁護活動を行います。刑事事件ではすこしでも早い弁護活動が重要ですので,大切な方が逮捕・勾留されてしまったら,すぐ当事務所にご相談ください。
※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。