case 231弁護士が事前に取調べのアドバイスを行うなど,迅速な弁護活動を行った結果,不起訴処分に
Aさんの解決事例(男性・40歳代)
主な罪名 | 窃盗 |
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弁護活動の結果 | 不起訴 |
Aさんは,商業施設に忘れ物として保管されていた他人のICカードを盗み,勝手に使用したことで,逮捕されてしまいました。警察から「翌日も取調べを行う」と言われて,取調べを受けた経験がなかったAさんは不安になり,弁護士に取調べや今後の処分の話を聞きたいと考えて,当事務所にご相談くださいました。
弁護士は,Aさんから詳しくお話を伺うと,前科はなく,今回は出来心で盗んでしまい,取調べに対して不安を感じていました。また,できるだけ職場や家族に知られないように事件が解決することを望んでいました。弁護士にご依頼いただければ,事前に取調べのアドバイスを行い,職場や家族に知られないように迅速に弁護活動を行うことをお伝えしたところ,正式にご依頼いただくことになりました。
ご依頼後,再度取調べを受けることになったAさんは,弁護士から受け答えのアドバイスを受けて,不安なく取調べに臨むことができました。その後,弁護士は商業施設とICカードの所有者に連絡を取って示談交渉を開始しました。Aさんが書いた反省文をお渡しして,弁護士から丁寧に謝罪したところ,両者ともに示談を受け入れていただき,ご依頼から約2週間で示談が成立しました。その後,検察官に示談が成立していることや,Aさんに前科・前歴はなく,非常に反省しているため,再犯がないことを主張したところ,不起訴処分を獲得しました。職場や家族に知られることなく事件を解決することができて,Aさんに安心していただけました。
今回のように,捜査機関から取調べを受けたことがない方がほとんどで,そのような方は取調べがどのようなものか,どのように受け答えをすればいいのか,不安だと思います。弁護士にご依頼いただければ,取調べ前に弁護士からアドバイスを受けることができ,不安な気持ちをすこしでも軽減した状態で取調べに臨むことができます。また,刑事事件では,捜査の進行により,状況が刻一刻と変化しますので,臨機応変かつスピーディーな対応が求められます。逮捕されたらすぐに当事務所までご相談ください。弁護士が早期に示談交渉に着手し,検察官への働きかけなどの弁護活動を開始します。
※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。