case 213スーパーで万引きし,謝罪方法が不安で弁護士に相談。丁寧に示談交渉した結果,不起訴処分に
Aさんの解決事例(男性・20歳代)
主な罪名 | 窃盗 |
---|---|
弁護活動の結果 | 不起訴 |
Aさんは,仕事帰りにスーパーで万引きをしてしまい,警察に逮捕されてしまいました。その後,身柄を解放されて在宅事件になりましたが,Aさんは,非常に反省していて,謝罪したいと考えていました。しかし,どのような方法で謝罪をすればいいのかわからず,刑事事件の弁護に力を入れている弁護士の話を聞きたいと,当事務所にご相談くださいました。
弁護士は,Aさんから詳しくお話を伺うと,過去に前科・前歴がなく,初めて起こしてしまった事件であったため,今後の警察への対応や手続方法,前科がついてしまう不安を抱えていました。弁護士は,今後の流れをご説明するとともに,ご依頼いただければ,被害に遭った店舗と示談交渉を行い,検察官に働きかけを行うなどの弁護活動に尽力できることをお伝えしたところ,ご依頼いただくことになりました。
ご依頼後,弁護士はさっそく被害に遭った店舗に連絡を取って,示談交渉を開始しました。Aさんの反省文をお渡しし,弁護士からも丁寧に謝罪したところ,「被害弁償もされていて,反省の気持ちは伝わった」とおっしゃっていただき,示談していただけることになりました。その後,弁護士は,Aさんが深く反省し,示談交渉が成立していること,前科・前歴もなく,今後は両親がしっかりと監督することなどから再犯の可能性がないことを記載した意見書を検察官に提出しました。その結果,Aさんは,不起訴処分が決定し,前科がつくことを避けることができて,安心していただけました。
今回のように,弁護士が検察官に不起訴処分の働きかけを行う際,被害者の方と示談交渉が成立していることは,処分の決定に大きな影響を与えます。特に,被害に遭ったのがスーパーなどの店舗である場合,個人で交渉しても示談を受け入れてもらえないケースも多いです。弁護士にご依頼いただければ,代理人として示談交渉を行い,捜査機関への働きかけなどの弁護活動を行って,不起訴処分を目指します。早期解決のためにも,事件を起こしてしまったら,すぐに当事務所へご相談ください。
※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。