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case 93痴漢で逮捕され,大学を退学になる不安を弁護士が解消。迅速な示談交渉で,不起訴処分に

Eさんの解決事例(男性・20歳代)

主な罪名 迷惑防止条例違反
弁護活動の結果 不起訴

Eさんは,バスの中で女性の体を触り,警察に通報され逮捕されてしまいました。取調べを受けた後,事実を正直に認めたことで身柄が解放され,捜査は在宅で進められることになりました。Eさんは,今後,自分がどのような処分を受けてしまうのか不安になり,当事務所にご相談くださいました。

弁護士がEさんの話を詳しく伺うと,Eさんは大学生で就職活動を行っており,もし起訴となれば大学を退学になるのではないかと心配されていました。弁護士は,Eさんに代わって被害者の方と示談交渉を行い,大学を退学にならないよう不起訴処分を目指して弁護活動に全力を尽くすとお伝えしました。

ご依頼後,弁護士は捜査機関から被害者の方の連絡先を聴取し,示談交渉を開始しました。弁護士がEさんの反省文と心からのお詫びの気持ちを懇切丁寧にお伝えしたところ,はじめは反省の気持ちを持っているのか疑問視していた被害者の方も弁護士からの説明を聞いて納得し,示談に応じてくださいました。その後,弁護士が検察に対し,Eさんが非常に反省していることと,今後Eさんのご家族が監督し再犯のおそれがないことを記載した意見書を提出するなどの弁護活動を行ったところ,Eさんの不起訴処分が確定しました。Eさんは,大学を退学になることなく,無事に卒業後の就職先も決まり,平穏な生活を取り戻すことができました。

今回のように,被害者の方と早期に示談をすることが,その後の判断に大きく関わってきます。弁護士にご依頼いただければ,被害者の方と示談成立に向けた交渉はもちろんのこと,捜査機関に対して不起訴処分を強く働きかけ,元の平穏な生活を送れるよう弁護活動を行います。不利益となる前科がつかないためには,逮捕直後の早い段階からのサポートが重要となりますので,すぐに当事務所までご相談ください。

※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。

弁護士  正木 裕美  [愛知県弁護士会]

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