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case 84痴漢で逮捕され,今後が心配。被害者の方の心情に配慮して示談交渉し,不起訴を獲得

Hさんの解決事例(男性・40歳代)

主な罪名 迷惑防止条例違反
弁護活動の結果 不起訴

Hさんは,酒を飲んだ帰りに痴漢をしてしまいました。女性が声を上げたため咄嗟に逃げてしまいましたが,その後,警察に逮捕されてしまいました。素直に罪を認めたため取調べを受けた後,身柄が解放されましたが,Hさんは起訴されてしまう不安と,被害者の方との示談交渉をどのように行えばよいかわかりませんでした。そこで,弁護士に相談したいと思い,当事務所にご相談くださいました。

相談を受けた弁護士は,弁護士ならば捜査機関から被害者の方の連絡先を聴取し,示談交渉を行えることが多くあるとお伝えしました。そして,被害者の方と示談ができれば,不起訴処分になる可能性があることをご説明しました。

ご依頼後,弁護士はすぐに被害者の方に示談交渉の連絡をしました。被害者の方は非常に怒っていらっしゃり,一度は示談交渉を断られましたが,弁護士が粘り強く交渉をしたところ,被害者の方の態度が徐々に軟化し,話を聞いていただくことができました。そして,Hさんの謝罪文をお渡しするとともにお詫びの気持ちをお伝えしたところ,被害者の方にHさんの深い反省の気持ちが伝わり,示談に応じていただけました。その後,弁護士が検察に対し,示談が成立したことと今後Hさんの奥さまが監督していく旨を主張したところ,最終的にHさんは不起訴処分になりました。

今回のように,被害者の方は非常に怒っていることがほとんどですので,連絡先を教えてもらうことや,ご自身で示談交渉を行うことは非常に困難です。弁護士にご依頼いただければ,被害者の方のお気持ちを察しながら,謝罪の気持ちを懇切丁寧にお伝えし,示談してもらえるよう全力を尽くします。そして,最終的に不起訴処分の獲得を目指します。突然の逮捕で今後どうなってしまうのかご不安な場合は,すぐに当事務所までご相談ください。弁護士があなたのお力になります。

※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。

弁護士  正木 裕美  [愛知県弁護士会]

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