case 135被害者の方への謝罪方法がわからず半年が経過。弁護士の速やかで丁寧な対応で不起訴に
Mさんの解決事例(男性・40歳代)
主な罪名 | 迷惑防止条例違反 |
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弁護活動の結果 | 不起訴 |
Mさんは,半年前,電車内で盗撮しているところを見つかり,警察に任意同行を求められました。逮捕はされませんでしたが在宅事件となり,その後,被害者の方への謝罪を考えていましたが,どのような方法で謝罪すればいいのかわかりませんでした。そこで,刑事事件の弁護に力を入れている弁護士の話を聞きたいと思い,当事務所にご相談くださいました。
弁護士が詳しくお話を伺うと,Mさんは事件を起こしてから半年が経過していたため,「謝罪を受け入れてもらえないかもしれない」と大変心配されていました。弁護士は,Mさんの代わりに懇切丁寧に謝罪して示談交渉を行い,検察官に働きかけを行うなどの弁護活動を行うことをご説明したところ,正式にご依頼いただくことになりました。
ご依頼後,弁護士はすぐに示談活動を開始しました。被害者の方に連絡を取ると,被害者の方は事件後すぐに謝罪に来なかったことに関して非常に怒っていました。弁護士は,Mさんの「謝罪が遅くなって申し訳ございませんでした」という深い反省の気持ちを書いた謝罪文をお渡しし,お詫びの気持ちを伝えました。その結果,今後,被害者の方と顔が合わせることのないように,乗車する電車の車両や時間帯を変更することなどをお約束させていただくことで,示談を受け入れていただきました。その後,示談が成立したことや,取調べに素直に応じて深く反省しており,専門医にカウンセリングを受けて治療を進めていくため,再犯のおそれがないことなどから不起訴処分が妥当であると主張した意見書を検察官に提出しました。その結果,不起訴処分が確定し,Mさんの不安は解消されました。
今回のように,事件発生から時間が経過すればするほど,被害者の方との示談成立は難しくなり,起訴されてしまう可能性が高まってしまいます。弁護士にご依頼いただければ,事件発生後,速やかに被害者の方に謝罪するとともに示談交渉し,検察官へ主張します。事件発生から時間が経過していても,速やかにかつ誠実に被害者の方との示談交渉を行って事件の早期解決を目指しますので,当事務所までご相談ください。
※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。