case 116弁護士が迅速かつ的確に対応。依頼者の再犯防止の具体策や反省の気持ちを主張し略式命令に
Yさんの解決事例(男性・20歳代)
主な罪名 | 迷惑防止条例違反 |
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弁護活動の結果 | 略式命令 |
Yさんは,繁華街で女性のスカート内を盗撮したところを見つかり,現行犯で逮捕され,勾留されてしまいました。Yさんのご両親は,息子に面会できないため詳細がわからず心配になり,刑事事件の弁護に力を入れている弁護士の話を聞きたいと思い,当事務所にご相談くださいました。
弁護士は,すぐさま接見に向かい,Yさんから詳しく話を伺うと,盗撮の前科があることがわかりました。このままでは常習性のある盗撮として起訴されてしまい,大学を退学になってしまうのではないかとYさんは不安に感じていましたが,弁護士は前科があったとしてもできるだけ影響の少ない処分となるように検察官に働きかけていくことをご説明しました。
ご依頼後,弁護士は被害者の方へ謝罪するために連絡を取りましたが,事件への関与を避けたいという被害者の方の強い希望があり,交渉に応じていただけませんでした。そのため弁護士は,弁護活動の方針をすぐ変更し,意見書を作成して,Yさんが事実を認めたうえで被害者の方に向けた真摯な反省の気持ちを表した謝罪文を作成したこと,二度と同じ過ちを起こさないために計画的に治療すること,さらに今後は両親がYさんを監督し,再犯防止のために家族で更生へ努めていることを検察官に主張しました。その結果,略式命令となることが確定し,身柄が解放され,大学を退学にならずに元の生活に戻ることができました。
今回のように,被害者の方との示談が難しかったり前科があったりする状況では,学校や職場へ大きな影響をおよぼしてしまう可能性があります。弁護士にご依頼いただければ,本人の反省の真摯さや,今後どのように今後更生していくか,再犯防止の具体策などを検察官へ的確に主張していきます。早期に元の生活に戻るために,できるだけ影響の少ない処分を獲得できるよう弁護士が尽力します。まずは当事務所にご相談ください。
※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。