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case 72事件が会社に知られることを心配。的確な弁護活動により,仕事に影響なく不起訴に

Aさんの解決事例(男性・20歳代)

主な罪名 窃盗
弁護活動の結果 不起訴

Aさんは,寮に入り込んで洗濯機の中にあった女性用の下着を手に取ったところを目撃され,下着を持ったまま逃げてしまいました。その後,警察沙汰になっていることを知り,Aさんは怖くなり,すぐ自首しました。警察で取調べを受けた後に身柄を解放され,帰宅できましたが,「これからどうなるのか」と不安が頭を離れませんでした。そこで,刑事事件に強い弁護士に話を聞きたいと当事務所にご相談くださいました。

Aさんから詳しくお話を伺うと,今回の事件が会社に知られることを非常に心配されていらっしゃいました。弁護士は,このまま在宅事件として進めることができれば,会社に出勤でき,事件を知られずに済む可能性が高いことをご説明しました。また,Aさんの反省の気持ちがしっかりと被害者の方や検察官に伝わるように,全力で弁護活動をさせていただく旨をお伝えしました。

ご依頼後,弁護士はただちに被害者の方との示談交渉を開始しました。被害者の方のもとへ直接お詫びに伺い,「窃盗をし,申し訳ありませんでした」というAさんの謝罪と反省の気持ちをお伝えしました。その結果,被害者の方はAさんの更生を望んでくださり,示談が成立しました。示談書には「刑事処分を望まない」という一文を記載することもできました。最終的に,Aさんの不起訴処分が確定し,最後まで会社に知られることなく,Aさんは安心していただくことができました

今回のように,早くから弁護士にご依頼いただくことで不起訴処分となる可能性があります。弁護士は,生活に影響が出ないまま終結させるため,捜査機関への主張,被害者の方との示談交渉などの弁護活動に全力を尽くします。刑事事件では早期の弁護活動が重要となりますので,事件を起こし,会社に知られる不安を抱えたら,すぐ当事務所にご相談ください。

※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。

弁護士  正木 裕美  [愛知県弁護士会]

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