case 30弁護士が入念なアドバイスを行い,執行猶予付き判決に。細かな報告でご家族の不安を解消
Hさんの解決事例(男性・30歳代)
主な罪名 | 覚せい剤取締法違反 |
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弁護活動の結果 | 執行猶予付き判決 |
Hさんは,ある日突然,警察が自宅に来て取調べを受けました。その際に,覚せい剤が見つかったため逮捕され,その後,勾留されてしまいました。この件を心配されたHさんのお母さまが,当事務所にご相談くださいました。
ご依頼を受けた当事務所は,Hさんに接見し,状況の確認やHさんのお考えを伺いました。ほどなくして,Hさんは初犯で自白をしていたことから,検察官が即決裁判手続の申立をしました。即決裁判手続は原則としてその日のうちに裁判が終了し,懲役刑や禁固刑の場合でも執行猶予付き判決が言い渡されるため,当事務所の弁護士は,早期の社会復帰に繋がると判断しました。Hさんも同意されたことから,即決裁判手続で判決を受けることになりました。
弁護士は,即決裁判手続の前に,Hさんの反省の気持ちを表すために,Hさんに反省文を書いていただきました。直前にもHさんに接見し,被告人質問に対する打ち合わせをしました。打ち合わせでは,今回の犯罪のことを深く反省し,心配されているご家族のためにも二度と同じ過ちを犯さないと伝えることが大切であるとご説明しました。また,Hさんのお母さまとも報告や相談でこまめに連絡をとり,ご家族の不安な思いを解消することにも努めました。
その結果,即決裁判は無事に終了し,Hさんは執行猶予付き判決を受け,社会復帰をすることができました。
今回のように,反省の気持ちを裁判官や検察官などにいかにして伝え,理解してもらえるかが重要となります。弁護士にご依頼いただければ,事前の打ち合わせなど入念な準備を行った上で裁判などに臨むことができます。また,弁護士は不安な思いをされているご家族のサポートにも取り組みます。ご自身や大切な方の今後を考え,すこしでも影響の少ない判決を受けるためにも,まずは当事務所までご相談ください。
※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。