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case 242のぞき行為で警察から取調べ,弁護士が被害者の方と粘り強い示談交渉を行い,不起訴に

Kさんの例(男性・30歳代)

主な罪名 迷惑防止条例違反,軽犯罪法違反
弁護活動の結果 不起訴

Kさんは,商業施設で女性スタッフの下着をのぞいていたところ,その場で警察官から声をかけられ,警察署へ連れていかれてしまいました。初回の取調べを受けた後,Kさんは,前科が付くのか,今後自分や家族がどうなってしまうのかなどと心配になり,さらに今後の取調べにあたってのアドバイスがほしいと当事務所にご相談くださいました。

ご相談時にKさんは,「前科が付くと社会的にどんな不利益があるのか,取調べでどのような受け答えすればいいのか」といった不安を持たれていました。弁護士は,Kさんに,被害者の方と示談交渉をして,前科の付かない不起訴処分を目指していく方針をお伝えし,Kさんから正式にご依頼を受けました。

依頼を受けた弁護士は,Kさんに,その都度,警察の取調べにうまく対応する方法を細かくお伝えしました。さらに,警察から被害者の方の連絡先を聴取して,示談交渉に入りました。交渉は被害者の方の被害感情が強く難航しましたが,Kさんの謝罪文を読んでいただいたり,二度とKさんが被害者の方に近寄らないことを約束した旨をお伝えしたりしたところ,示談を成立させることができました。さらに,被害者の方から「Kさんを許す」という内容の書面にサインをいただけました。示談の成立後,すぐ検察官に意見書を提出して不起訴処分が妥当だと主張した結果,Kさんの不起訴処分が確定しました。

今回のような性犯罪の場合,ご自身で被害者の方との示談を成立させることは非常に困難です。被害者の方との示談交渉の結果は,検察官の処分決定に大きな影響を与えることがあります。弁護士は,示談を成立させ,依頼者の方にとって影響の少ない処分となるよう,全力で交渉いたします。また,刑事事件は,事件を起こしてしまった後,取調べのアドバイスなど,迅速な弁護活動を受けることが大切です。逮捕されてしまった,警察から呼び出しを受けたなどの際には,すぐ当事務所までご相談ください。

※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。

弁護士  正木 裕美  [愛知県弁護士会]

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