case 235盗撮で逮捕され,余罪が複数あったため将来が不安,丁寧な示談交渉を行い,不起訴に
Uさんの解決事例(男性・50歳代)
主な罪名 | 迷惑防止条例違反 |
---|---|
弁護活動の結果 | 不起訴 |
Uさんは無音アプリをダウンロードしたスマートフォンを使い,店舗内で複数名の女性を盗撮していたところを,現行犯逮捕されてしまいました。翌日釈放されましたが,Uさんは余罪が複数ありました。このままでは勤務先に知られてしまい,失職してしまうのではないかと不安になり,刑事事件の弁護に力を入れている,当事務所にご相談くださいました。
すぐに弁護士はUさんからのご相談を受け,示談を成立させて不起訴処分を目指すには,いち早く弁護士に依頼して示談交渉に着手する必要があるとお伝えしたところ,ご依頼いただくことになりました。
Uさんから正式にご依頼を受けた弁護士は,さっそく示談交渉のために,警察から被害者の方に連絡先の開示を求めてもらいましたが,被害者の方の被害感情が強く,謝罪受け入れの意向はありませんでした。しかし,後日被害者の方から「やはり弁護士の話だけは聴きたい」との希望があり,連絡先開示をしていただきました。その後,被害届を出されていた2名の被害者の方々に,Uさんが作成した謝罪文をお渡しして読んでいただき,深く反省していることを弁護士がお伝えした結果,それぞれ示談に応じていただくことができました。検察官の取り調べの直前に示談が成立したため,ただちに検察官に示談成立を報告し,不起訴意見書の提出をしました。その結果,ご依頼いただいてから約1ヵ月後に不起訴処分が確定しました。
今回のように,余罪が複数あった場合,示談が成立しなければ罰金刑を科される可能性が高い状況でした。示談の成否が処分に与える影響は大きいですので,早めに弁護士にご依頼いただき,示談活動に着手することが大切です。事件を起こしてしまったら,早期に当事務所までご相談ください。
※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。