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case 218強い被害者感情を持つ方との示談が難航。心情を考慮しながら全力で弁護活動を行い,不起訴処分に

Sさんの解決事例(男性・20歳代)

主な罪名 傷害
弁護活動の結果 不起訴

Sさんは,交際相手と口論になって殴ってしまい,ケガを負わせてしまったため,警察に逮捕・勾留されてしまいました。Sさんの両親は,「前科が付いてしまうのではないか」と心配になり,刑事事件の弁護に力を入れている弁護士に接見してもらいたいと考えて,当事務所にご相談くださいました。

弁護士は,すぐさま接見に向かい,Sさんから詳しくお話を伺うと,酔っ払っていたこともあり,カッとなって殴ってしまいましたが,冷静になった今は反省していて被害者の方に謝罪したいとおっしゃっていました。弁護士は,ご依頼いただければ,Sさんの代わりに被害者の方に丁寧に謝罪し,示談交渉などの弁護活動を行って,不起訴処分を目指すことをお伝えしたところ,ご依頼いただくことになりました。

ご依頼後,弁護士はさっそく被害者の方との示談交渉を開始しました。Sさんが書いた謝罪文をお渡しして,弁護士からも丁寧に謝罪しましたが,被害者の方は,「まだSさんを許すことはできない」と示談を拒否されてしまいました。しかし,弁護士は諦めず,示談交渉の経過などを検察官に伝えて,処分の判断を待ってもらい,粘り強く示談交渉を重ねたところ,示談していただけることになりました。その後,Sさんは釈放されることになり,弁護士は,Sさんが十分に反省していることや,今後は両親がしっかりと監督するため,再犯がないことなどを記載した不起訴意見書を検察官に提出しました。その結果,Sさんは不起訴処分を獲得し,前科が付くことを避けることができました。

今回のように,強い被害者感情を持った方と示談交渉を行う場合,なかなか示談を受け入れていただけず,交渉が難航する可能性があります。弁護士にご依頼いただければ,被害者の方の心情を考慮しながら,粘り強く示談交渉を重ねて弁護活動を行い,最終的に不起訴処分の獲得を目指します。事件を起こしてしまったら,すぐに当事務所へご相談ください。

※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。

弁護士  正木 裕美  [愛知県弁護士会]

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