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case 21不当な取調べの対処やスピーディーな被害者との示談交渉は,弁護士にお任せを

Tさんの解決事例(男性・30歳代)

主な罪名 強制わいせつ罪
弁護活動の結果 不起訴

Tさんはある日,強制わいせつ罪で逮捕されました。警察の取調べが過酷だったため,Tさんは精神的に追い込まれてしまいました。ひとりではどうすることもできず,またすこしでも早く被害者の方と示談交渉を行いたいと思い,当事務所にご相談くださいました。

ご依頼を受けた当事務所の弁護士は,すぐに警察署に向かいTさんと接見しました。捜査機関側に弁護人が就いたことを速やかに告知し,まずは不当な取調べが行われない状況を確保しました。

その後,被害者の方の連絡先を聴き,被害者の方とその母親に事情を伺いながら示談交渉を始めました。被害者の方は,Tさんに対して大変お怒りになっておられました。それにくわえて,もしかしたらTさんに再び襲われるかもしれないと,夜ひとりで外に出ることへの恐怖心も抱え,精神的に不安定になっていらっしゃいました。

被害者の方の状況や心情を十分に汲み取ったうえで,被害者の方には,Tさんが深く反省をし,このような過ちを二度と犯さないこと,被害者の方の居所を探し出すことは決してしないことを約束している旨をお伝えしました。その結果,被害者の方は徐々に態度を軟化させていき,ご依頼を受けてから2週間で示談が成立。不起訴処分が確定しました。

今回のケースのように,突然逮捕され,捜査機関からの長時間の取調べなど不当な扱いを受けることは珍しいことではありません。弁護士は,このような違法な取調べに対する対処法やこれからどのように示談交渉を行っていくかなど適切にアドバイスをすることができます。また弁護士が間に立つことで,被害者の方と話し合いの場が早く持て,速やかに解決へと導くことができます。刑事事件では,できる限り早い段階でのご依頼が重要となってきますので,まずは当事務所までご相談ください。

※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。

弁護士  正木 裕美  [愛知県弁護士会]

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