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case 18被害者の方の心情をくみ取り,弁護士が謝罪と示談交渉。不起訴処分の獲得へ

Cさんの解決事例(男性・50歳代)

主な罪名 暴行
弁護活動の結果 不起訴

Cさんはある日,路上で被害者の方に因縁をつけたうえ,一方的に暴行を加え,逮捕されました。

その後,Cさんは釈放されましたが,起訴され有罪となる可能性が非常に高く,今回の暴行事件を理由に,勤務先では減俸処分を受けました。さらに,有罪判決を受けた場合には,職を失うおそれもありました。Cさんは被害者の方と早期の示談を希望され,当事務所へご相談くださいました。

ご依頼を受けた当事務所の弁護士は,まず,Cさんの精一杯の気持ちを謝罪文にしたため,被害者の方にこの謝罪の意思を十分に示すことから始めました。今回,被害者の方が非常に立腹されていたため,交渉は大変難航することが予想されましたが,誠意を持って接することに徹しました。そして,徐々に被害者の方が話を聴いてくださるようになり,Cさんの謝罪の気持ちが伝わったときに初めて,示談交渉を行いました。

そして弁護士が粘り強く交渉を続けた結果,被害者の方と何度目かにお会いしたときに示談が成立し,不起訴処分を得ることができました。

被害者の方のお気持ちが非常に高ぶっている場合は,その心中をお察して,まずは被害者の方の言葉に耳を傾けることが大切なこととなります。そのうえで,誠心誠意,謝罪の意思を表し,被害者の方から「許してもよい」という言葉をいただいたときに,ようやく示談交渉ができます。

今回のケースでは,弁護士が間に入り,被害者の方の心情を大切にしながら依頼者の方の謝罪の意思を伝えることで,早期解決につながりました。特に被害者のいる刑事事件では,当事者同士では連絡を取ることができず,お互いが感情的になり、かえって事態を悪化させることがあります。被害者の心情を考慮し,冷静な交渉を行うためにも,早めに弁護士に依頼することをおすすめいたします。

※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。

弁護士  正木 裕美  [愛知県弁護士会]

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