case 171前歴のある盗撮で逮捕。弁護士の的確なアドバイスと示談交渉により,略式命令に
Dさんの解決事例(男性・30歳代)
主な罪名 | 迷惑防止条例違反 |
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弁護活動の結果 | 略式命令 |
Dさんは,盗撮行為が発覚し,警察に逮捕されてしまいました。取調べ後に身柄を解放されて在宅事件となりましたが,Dさんは以前も盗撮で逮捕されていて前歴があるため,今後の処分が心配になり,刑事事件の弁護に力を入れている当事務所にご相談くださいました。
弁護士が詳しくお話を伺ったところ,被害者の方に謝罪をしたい気持ちを強くお持ちでした。また,今回の盗撮は前回から期間があまり経っていないため,重い処分が下るのではないかと心配されていました。そこで,弁護士が,被害者の方と示談交渉を行い,寛大な処分を目指して弁護活動に全力を尽くすことをご案内したところ,正式にご依頼いただくことになりました。
ご依頼後,弁護士は,まずDさんには被害者への謝罪文を書いてもらいました。そして,捜査機関に被害者の方の連絡先を聴取し,Dさんの謝罪文とともに謝罪の気持ちを伝えながら,示談交渉を行いました。その結果,被害者の方に謝罪の気持ちが伝わり,示談に応じ,被害届も取り下げていただくことができました。また弁護士は,今後同じことを繰り返さないように,Dさんのご家族を交えて再犯防止策の検討も行いました。そして、示談が成立したこと,家族のサポートが得られ再犯防止策をとっていることなどを記載した意見書を作成し,Dさんの謝罪文,ご家族の嘆願書とともに検察官に提出しました。その結果,略式命令で罰金刑が決定し,日常生活に戻ることができました。
今回のように,前歴がある場合に,重い処分が下されるのではと不安になられることと思います。弁護士にご依頼いただければ,示談の難しい案件であっても,被害者の方に本人の謝罪の意思を真摯に伝えることで示談が可能となることがあります。また,同じような犯罪を繰り返してしまった場合でも,再発防止の具体策などの検察官へ主張すべきポイントについて,的確にアドバイスを行うことができます。すこしでも影響の少ない処分となるためにも,事件を起こしてしまったらすぐに当事務所までご相談ください。
※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。