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case 07弁護士の粘り強い交渉により,謝罪と反省の気持ちが伝わり不起訴処分へ

Hさんの解決事例(男性・30歳代)

主な罪名 公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例(迷惑防止条例)違反
弁護活動の結果 不起訴

Hさんは,駅のエスカレーターで,前方に立つ女性の背後から,デジタルカメラでスカートの中を盗撮しようとしましたが,その女性や周囲に気づかれ,そのまま警察署へ連れていかれました。

逮捕されたHさんは,警察の取調べを受けた後に釈放されましたが,数日後,警察から「被害者の方への謝罪の意思を伝えたほうがよい」という連絡を受けました。Hさんは,被害者の方へ謝罪の意思を示したいと考え,謝罪文を書きましたが,被害者の方と,どのように接触してよいのかわからず,弁護士に間に入ってほしいと考え,当事務所にご相談くださいました。

ご依頼を受けた当事務所の弁護士は,被害者の方の心情を一番に考え,お気持ちをお伺いしたうえで,Hさんが心を込めてお詫びがしたいという気持ちであることをお伝えしました。

Hさんの謝罪の意思を示すために,被害者の方が今後,電車などでHさんと遭遇しないための対処方法について,Hさんと弁護士との間で何度も話し合いを行い,その結果を被害者の方へお伝えしていくという交渉を粘り強く続けました。

その結果,被害者の方へご連絡を差し上げてから2週間以内で示談に至ることができました。さらに,示談が成立したことで,不起訴処分を得ることができました。

今回のケースでは,被害者の方の心情を大切にしながら,Hさんの謝罪と反省の意思を伝えることで,早期解決につながりました。Hさんは,当初弁護士に依頼をせずに当人同士で示談ができないかと考えていましたが,当事者同士では連絡先もわからず,お互いが感情的となり,かえって事態を悪化させることにもなりかねません。

示談が必要な場合には,被害者の方の心情を考慮し,冷静に交渉を行うことができる弁護士に依頼をすることをおすすめいたします。

※事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。

弁護士  正木 裕美  [愛知県弁護士会]

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